こんにちは、インプラントと予防歯科・審美歯科・ホワイトニングで大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤泰司です。
昨日のブログに引き続き午後からはスポーツマウスガード研修会がありました。
午前の部とかわり、聴講される先生方も少なくなってきて少し寂しい感じでした。
講師は明海大学歯学部口腔衛生学准教授松本勝先生です。
テーマは『スポーツマウスガード製作のポイント』という演題でした。
当院は余土小学校の校医をしているため、小学生がよく歯を外傷して緊急で来院されます。
歯が完全に抜け落ちる場合(完全脱臼)には歯冠部を持つようにして、原則歯根にはふれないようにすること。
泥などで汚れた場合も洗いすぎない、こすらないようにすること。
直ちに保健室にある『歯の保存液』(当院が昨年寄贈しました)、あるいは牛乳に保存してできるだけ早く歯科を受診することが大切です。
そういう事故を目の当たりにするにつけ、マウスガードを装着していたら外傷予防ができたのでは・・・と悔やまれてなりません。
マウスガードは特に接触をするコンタクト・スポーツ(バスケットボール、ラグビー、アイスホッケーなど)や、格闘技あるいは球技(野球、ソフトボール、ホッケーなど)に有効とされています。
自らの歯や口腔の外傷を未然に防ぐために違和感の無い、口腔にフィットしたマウスガードを装着することが最も大切です。
そのためには、歯科医によるカスタムタイプのマウスガードをお勧めしたいと思います。
詳しくは当院のHPをご覧ください。
今回の講演でマウスガードの製作にあたり注意すべき点をこと細かく教授していただき、明日からの臨床に応用できることばかりでした。
最後まで聴講してよかったと思います。