こんにちは、衛生士フクオカです。
急に寒さがまして、みなさんは体調を崩されていませんか?
歯のお掃除をされる際に歯周ポケットの状態を検査しています。
このような器具を使って検査をしていきます!
この検査で得られることは・・・
1. 歯周ポケットの深さ・形態
2. 歯周組織の抵抗力・炎症の存在
3. 歯肉の質・形態
4. 歯根の形態
5. 歯肉縁下プラーク・歯肉縁下歯石の有無と程度
6. アタッチメントレベル(セメント質‐エナメル質の境目からポケット底部の位置)
7. 根分岐部病変の有無とその程度
軽度の炎症:わずかな発赤・わずかな浮腫・出血なし
中等度の炎症:発赤・浮腫・光沢・出血あり
重度の炎症:著しい発赤・浮腫・潰瘍形成・自然出血の傾向
ポケットの深さを測るだけで、歯や歯茎の状態などいろいろなことがわかります!!
また、ポケットの深さを測るのと一緒に歯の動揺度も検査しています。
0度:生理的な動揺(0.2mm以内)
1度:唇(頬)・舌的にわずかに動揺(0.2~1mm)
2度:唇(頬)・舌的・近遠心的に中程度動揺(1~2mm)
3度:唇(頬)・舌的・近遠心的に動揺(2mm以上)し、または垂直的にも動揺
歯茎の炎症は、歯ブラシを使って歯と歯茎の境目をやさしくマッサージをするようにして、歯磨きをすると改善されることもありますのでしっかりと毎日のブラッシングを心がけて下さい。
専門的なケアも定期的に行って歯磨きでは落とせない汚れをお掃除しに来てください。