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骨粗鬆症の薬を飲んでいるなら①

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

骨粗鬆症治療のすぐれた薬で、ビスフォスフォネート製剤(BP剤)というものがあります。

ところがこの薬を継続的に使う患者さんの中には、抜歯のキズをきっかけに顎の骨が細菌に感染して壊死してしまうことがあります。

骨粗鬆症の薬を服用しているかたは必ず歯科医師に伝えてください。

ビスフォスフォネート製剤(BP剤)とは、骨粗鬆症の治療薬としてたいへん評価の高い薬です。

少し詳しくご紹介すると、たとえば、閉経後の女性の骨密度のアップに飲み薬が用いられたり、乳がんや前立腺がんなどの骨転移を防ぐ薬として注射薬が用いられるなどしています。

ところが、この薬を継続的に使っていると、抜歯などのキズがきっかけで顎の骨が壊死するという副作用が起きることがわかっています。(3年以上使用するとリスクが高くなります)

頻度としては、飲み薬で0.3%程度と、それほど高いものではありません。

しかしひとたび起こると難治性で、たいへんつらい副作用です。

「BP剤を飲んでいるのを知らずに歯を抜いてしまった」というようなことがあってはいけませんので、服用している場合は必ず問診票に書き、お薬手帳をお持ちください。

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