こんにちは、技工士のナカムラです。
いつの間にか春の選抜高校野球が始まっていました。
去年までは春が待ちどうしかったのに今年は季節が後から追いかけてきているようです。
寒さも例年と比べると楽でした。
忙しいという事はある意味で良い事のように思います。
さて、今回ご紹介する本は「オオスズメバチ」の冒険の物語です。
スズメバチと言えば完全に悪役になっていますが、この物語を読めば命わずか30日を懸命に生きている姿を知ることが出来ると思います。
この物語は、実に不思議でいろんな要素を含んでいます。
学術的であったり、科学的であったりで、オオスズメバチの一生が、現在の昆虫学でわかる限りの詳細を含めてわかってしまいます。
そして主人公マリアは擬人化され、感情の表現の描写は、完全に「文学」なのです。
百田尚樹の世界は本当におもしろい、読んでいるうちにマリアの世界に入ってしまうのです。
感動の冒険小説、ぜひ読んでみて下さい。
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