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診療探検 印象材編 Part1

皆さん!こんにちは。予防歯科インプラントホワイトニング審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報担当カワゾエです。

今回は、歯医者に来たことがある方なら一度は経験したことがあるであろう「印象」について書きたいと思います。

印象といっても、「あの子は明るくて印象が良いね~」といった日頃使われている印象の意味とは違います。

歯科で使われている印象とは、歯や歯列などの形や状態を再現するために口の中の形を採ることを言います。

この型をもとにして歯の詰め物や、かぶせ物などの製作に必要な口の模型を作ります。

少しドロっとした、柔らかい粘土のようなものをお口の中に入れて、患者さんに固まるまで待ってもらいます。

「このドロっとしたものは、何なんだろう…?」と疑問に思っている方も沢山居ると思います。

この柔らかい粘土のようなものは、アルジネート印象材といわれるものです。

当院ではこのアルジネート印象材を練和するのに自動練和器という器械を使います。

歯型をとるための印象材が、まるでソフトクリームのように出てくる、スグレものグッズです。

気泡の巻き込みがほとんどないので、精密な印象が採得できます。

この他にも、「手練り」といって粉と液を混ぜ合わせて手で練りあげて型取りに用いる方法もあります

このドロっとした印象材がお口の中に入るわけですから、患者さんへの負担は多かれ少なかれあると思います。

私たち術者も患者さんへの負担が少しでも少なくなるようにしていきたいと思います。

次回は、今回紹介した「自動練和機」と「手練り」でアルジネート印象材を使った実践編を紹介しますね!

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