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読んで欲しい一冊『影法師・百田尚樹』

こんにちは、インプラント予防歯科審美歯科ホワイトニングで大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、技工士 ナカムラです。

この時代小説は生涯の契りを誓った二人の少年の物語です。

一人は異例の出世を果たし、一人は貧困のなかで朽ち果てるのです。

言葉で言えば正反対の人生を歩む事になるのですが、二人に共通するものがありました。

それは、今の自分に出来ることを精一杯したという事だと思うのです。

我藩が貧しいのは何故かそれを豊かにする為にはどうすれば良いのか貧しかった少年はその夢を自分より裕福で身分の高い友人に語るのです。

少年の夢を実現さすため、この人物(少年)はこの藩にとって大事な人間である為死なせる訳にはいかない、その思いで自分を犠牲にして友人(少年)を守ろうとする、その犠牲というのが普通ではないのです。

身分も名誉もなにもかも失ってしまうのです。

そして、守り通してぼろぼろになって死んだ時、この藩にとって本当に大事だったのは、おまえだったのではないかと筆頭国家老までになった少年が今、気づくのです。

藩を思う気持ち、友人、家族を思う気持ち、それは今、震災に遭った人々が、故郷、友人、家族を思う気持ちと同じなのではないでしょうか。

是非、読んで下さい。

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