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訪問診療における口腔ケアについて③

こんにちは、衛生士イリエです。

最近は、あったかくなったり寒くなったり気温差が激しくなりましたね(;ω;)

体調管理をして、元気に過ごしましょう!

さて、またまた前回の続きです☆

まずは、口腔ケアでの拒否の強い患者さんへの対応について。

①いきなり強制的な対応はしないこと。その日にできなくてもいいので、ゆっくり着実に!

②まずは、手を握りいきなり口へ持っていかず、信頼関係を作ること。次に腕をさすり肩を揉み、次第に頸部のマッサージに移行して下顎から頬へマッサージをする。

③受け入れやすいスポンジブラシなどから口内へ入れる。

④開口をしてくれない場合は、本人にブラシを持たせてみる。そして、持たせた手をつかみ口へ誘導する。

⑤毎日繰り返し’少しずつ’進めていく。焦らないことが大事!

次に意識のない患者さんへの対応についてです。

①第一に誤嚥に気を付けること。

②首の位置を高くする。

吸引器の使用。

また、患者さんの急変を防ぐために日頃から患者さんの情報を把握しておくことやケア中は変化をみてストレスを最小限にとどめるなど、気を付けておくことが大事です。

そして、患者情報の把握についてですっが、受付の時点であらかたの情報を手に入れ、訪問時に介護者からよく聞き取り、そこで不十分ならケアマネ主治医に紹介をします。

介護記録があれば、そこから平常の血圧・脈拍、発熱傾向を把握します。

それをふまえたうえで、私たち衛生士はプロフェッショナルケアを行います。

それと同時にセルフケアシスターケアを行います。(シスターケアは、家族介護士にするケアです。)

訪問診療における口腔ケアについて③

セルフケアの能力が低下すると、シスターケアの重要性が増します。

一週間に一度しか提供できないので、訪問介護の際十分に状態の確認をしてもらうことがきめ細かな管理につながります。

次回より、口腔ケアの実際についてお話しします^^!

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