こんにちは、広報・受付担当トガワです。
歯周病とは、細菌が原因で炎症が起こり、歯を支える組織が傷んでいく病気です。
炎症が起きても、痛みを伴わないため、歯周病にかかっていることに気付きにくく、結果的に歯を何本も抜くことになる場合もあります。
また歯周病は全身の健康にも影響を及ぼすことがあるため、注意が必要です。
口の中の清掃を怠ったり、加齢により歯周組織が変化したりすることにより、30代以降から増加します。
歯肉が腫れた状態である歯肉炎を放置すると、歯槽骨という歯を支える骨にまで損傷が及ぶ歯周炎になります。
歯と歯肉の間にできる溝を歯周ポケットといい、歯肉が腫れると、歯肉が歯から離れていくため、歯周ポケットが深くなります。
目視では確認できないため、歯科医院で歯周ポケットの深さを測ることで、歯周病の進行具合をみます。
一度下がった歯肉を戻すのは難しいとされています。
歯周ポケットとは、歯と歯肉の境目にある溝のことです。
通常２ｍｍ以下の浅い溝（歯肉溝）ですが、深くなると汚れがたまりやすくなります。
炎症などにより歯肉が腫脹もしくは増大した結果、歯肉溝が深くなったものを歯肉ポケットといい、歯と歯肉の付着の破壊が生じ、歯肉溝が深くなったものを歯周ポケットといいます。