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院長・副院長インタビュー@愛媛保険医新聞

こんにちは、インプラント予防歯科審美歯科ホワイトニングで大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トガワです。

皆さんGWはどうでしたか~?

私は趣味に没頭したりと充実したお休みを過ごしました^^

さて、今日は毎月発行されている「愛媛保険医新聞」のお話です。

医カタル歯カタル」というコーナーでは保険医協会の会員の先生方へのインタビューがあるのですが、今月号では当院の院長先生と副院長先生のインタビューが掲載されたのでご紹介します!!

以下はその内容です↓↓↓

今回ご紹介するのは松山市南部の余戸町で開業して23年目を迎える伊藤歯科です。

院長先生、奥様(副院長)とも話題が豊富でお話が面白くて思わずインタビューを忘れて話に聞き入ってしまうほどでした。

両先生は色々な分野にわたる数多くの学術書や、膨大な資料に囲まれている診療室で日々研鑽されている様子が窺い知れました。

地域密着型の地元に愛され頼りにされている歯科医院という印象を受けました。

【○経歴をお聞かせ下さい。】

院長:松山市余戸出身です。

余土小学校・愛光中学・高校から広島大学へ。

母校の先輩である砥部の芳村先生のところで研修医としてお世話になりました。

芳村先生からは開業の基礎となる口腔外科体力づくりという2つのことを学びました。

開業医は体が資本という師の教えのもと、毎日昼休みに総合公園の周囲10kmを走らされ、競技用自転車で毎日砥部まで16km通勤しました。

おかげでどんなに診療が忙しくても疲れませんね!

第二回中島トライアスロン大会では恩師を抜いてゴールしてしまいました。

今では日々の診療でトライアスロンしています!

カナエ先生:今治出身です。朝日大学歯学部を卒業後愛媛に帰り、東予市、県外、そして地元今治などで勤務医をしました。

泰司先生との出会いは13年前です。いわゆる押しかけ女房です(笑)

【○なぜ歯科医師になったのですか。】

院長:父が歯科関係の仕事をしていましたから小学校の時から将来は歯科の道に進むものと私自身思っていました。

兄も歯科医師で、将来は兄弟で開業できたらいいねと両親は思っていたのですが、親の期待を見事に裏切り兄は大学に残り今は日本大学松戸歯学部で身障者歯科の講師をしています(笑)

カナエ先生:親が教師だったのではじめは教師になろうと思っていました。

高校生の夏休み、歯学部に通っていた兄が持って帰った義歯の材料を見て興味を持ったのがきっかけで、歯科の道へ進みました。

もともと、美術や図工が得意でしたから物を作ることに関心があったので歯科の道にすんなりと入れました。

【○主な診療・研究分野や得意分野】

院長:これからの歯科人生後半はシンプルな治療に徹底的にこだわってみようと思っています。

たとえばインプラント治療にしても、出来るだけ患者さんの負担の少ない1回法にこだわっていきたいですね。

骨造成にしても自分の歯を使ったもの(Auto-Tooth-Bone)や、メンブレンを必要としないものにこだわりたいです。

矯正治療は開業以来19年間毎月ワイヤーを使用した矯正を母校の矯正科の先生に教えていただいていました。

大概の症例は出来るのですが、最近特に矯正がしたいけれどワイヤーが嫌という患者が目につくようになりました。

そこでワイヤー矯正より更にシンプルなマウスピース矯正を残り人生のライフワークにしていくつもりです。

その中でも特にDENマウスピース矯正は2年前に知りこれはおもしろいのではないかと勉強会に参加しました。

抜歯矯正に対応していて、傾斜移動ではなく歯根から動く、今までのマウスピース矯正ではありえないまったく新しいマウスピースに出会いました。

その後症例を重ねるに従いますますマウスピース矯正の魅力に取りつかれていきました。

昨年10月の全国大会での講演が認められ、5月に大阪で開催されるDENマウスピース学会で講師として講演します。

すでに定員を上回った参加人数になっていて今から講演の資料作りで忙しい日々を送っています。

どうして歯が動くのかエビデンスが少ないのでワイヤーとマウスピースの症例を比較し、抜歯窩の動きを数値で検証していきます。

矯正したいけれどワイヤーを付けることに抵抗のある人や、金属アレルギーの人や、とにかく痛いのが嫌な人にはこのマウスピース矯正は福音になるものと確信しています。

もう一つのこだわりは親知らずの研究です。

解剖学で学位を取りましたので親知らずの歯根形態には注意を払っています。

親知らずを抜歯する機会が多いため、親知らず周辺の脈絡系や抜去歯の資料作りもライフワークの一つです。

カナエ先生:歯内治療のように細かい作業をするところが得意です。

私も解剖学で学位を取りましたので見えない、奥の根管内の神経の走行に特に興味があります。

難治性の根管を制覇した時の快感はたとえようがありません。

子供の治療も大好きです。

いつも自分の子供と同じように見てしまうのです。

診療を通じてできたママ友もたくさんいますよ。

院長:細かいことは彼女に任せて、大局的なところや外科的なところやタイムキーパー的役割は僕がやっています。上手く調和がとれていると思います。

【○なぜこの場所に開業されたのですか】

院長:生まれも育ちも余戸なので。

知り合いのおばちゃんから「まぁ、やっちゃん!立派になったわね。あのワンパクがね」と言われたりします(笑)

【○診療でこころがけていること】

インフォームドコンセント
院長:患者さんが僕の中心にいて患者さんに喜んでもらいたい、患者さんの笑顔を見たい、これが僕の1番の根本にあります。

インフォームドコンセントを重視し、伊藤歯科医院オリジナルの説明書を渡したり、症例集を見せたりして、今日はこういう治療をしますよと説明し、納得してもらってから治療を始めます。

患者さんのことを思って常にやっていたら日々いろいろな勉強をしないといけないし、資料も作らないといけない。

何より患者さんと話すことが大切だと考えています。

この先生に会えてよかった、この歯科に来てよかったと思われる、その患者さんにとってオンリーワンの歯科医院を目指しています。

校医として
院長:余土小学校の校医をしています。

健診以外にも毎年1回5年生を対象に課外授業をしていますがこれを結構楽しみにしています。

毎年テーマを変えてするのですが、今年はタイムマシーンに乗って卑弥呼の時代から現代まで食べ物の変遷を見てみようというテーマでやります。

これによって咬む回数の変化が口腔の環境にどのような変化をもたらすか子供たちに知ってもらえたらいいですね。

いつも発表用のスライドをスタッフと協力して100枚程毎年作っています。

カナエ先生:毎年生徒から大ウケらしいですよ。

治療にくる子供たちからよく評判は聞きますからね。

【○保険医協会に入ったきっかけ】

院長:研修医のときにお世話になった芳村先生が保団連活動をしていて勧められ開業と同時に入会しました。

最初は「とにかく休業補償がいいぞ」という口車に乗ったわけですが、結果入会して正解でした。

今では、先生に感謝しています(笑)

【○趣味はなんですか】

院長:子供に勉強を教えることです。

広島大学時代に家庭教師を国家試験の3日前まで6年間ほぼ毎日ずっとしていましたから、子供たちに勉強を教えることが大好きです。

自分の子供が生まれたら絶対に教えてあげようと思っていましたから。

今は診療が終わって子供たちとスキンシップを兼ねて勉強を教えることに喜びを感じています。

でも子供たちにはずいぶん迷惑な話でしょうね(笑)

カナエ先生:花を生けるのに凝っています。

日曜の朝にいろいろな場所を回って買ってきます。

あの花はここで仕入れるといいよと教えてあげられるくらい詳しいです。

院内はお花がたくさんあって、患者さんからもきれいだと好評です。

あと、つい最近までヴァイオリンとお琴も習っていました。

ヴァイオリンはチゴイネルワイゼンを死ぬまでに夫に聞かせてやりたいと思っています。(笑)

【○好きな色】

院長:ブルー 海が好きだから。院内もアクア色に統一されています。

カナエ先生:黄色が大好き。持ち物も衣服も黄色が多いですね。

【○好きな男優・女優・歌手等】

院長:浜田省吾 ユーミン サザンオールスターズなどその時々の気分に応じて色々です。

カナエ先生:福山雅治 デビューのときからずっと好き

【○座右の銘】

院長:知識なき実践は暴力 実践なき知識は無力

【○おすすめの本】

院長:「坂の上の雲」司馬遼太郎
自称愛媛の観光大使です。

今度の大阪での学会発表では愛媛をアピールしてきます。

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