こんにちは、予防歯科とインプラント・審美歯科で歯を大切に守っていく
愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤泰司です。
今日は少し気温も上がり肌寒いながらも気持ちのいい天気です。雲ひとつない快晴の冬空の下バイクにまたがり歯科医師会館へ向かいます。
途中、和泉のあたりの土手から松山城が遠方に見えます。空気が澄み渡っているせいか、いつもよりくっきりと見えてきます。いい眺めです。
おそらく、以前ブログに紹介した「坂の上の雲」の主人公たち秋山兄弟も、子規も、漱石もきっとこの風景を見たに違いないと思うと、嬉しくなってきます。
さあ、介護予防研修会は朝10時から始まります。一頻り余韻に浸って会場へと急ぎバイクを走らせます。
今回の介護予防研修会は介護に関わる様々な職種の方が参加されていて,4階の会場は大変な盛況ぶりでした。
口腔機能向上に関する介護予防事業・サービスの現状や実地の流れを職種の異なる5人の演者によって講演していただきました。
この研究会の目的は平成18年4月より介護保険制度に新たな予防給付、地域支援事業が開始されましたが、口腔機能向上に関して積極的な事業・サービスが行われているとはいい難い状況です。
そこで愛媛県介護予防市町支援委員会では複合プログラムと言って、口腔機能向上と栄養改善に関するプログラムに運動器の機能向上プログラムを組み合わせることで、対象者の栄養改善、口腔機能向上、および生活機能の維持・向上が図られると考えられています。
今回はその介護予防事業・サービスの現状や実地の流れを紹介してそれぞれの職場にフィードバックしていただきたいというのが今回の目的です。そのため、最後まで参加者は熱心に聴講されていました。
中でも松山保健所の松井さんの伊予弁を交えたユーモアのある独特の語り口はかなり耳に残るものがありました。
口腔機能の向上をどのようにして図るかを具体的な例を交えて丁寧にご教授していただきました。
8回にわたる複合プログラムの実施において、いかに参加者を飽きさせないで理解してもらえるかを考えた素晴らしい各回の内容でした。
明日からの診療に直ぐにでも応用できる内容で大変勉強になりました。