こんにちは、審美歯科とインプラント・ホワイトニング・予防歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当カワゾエです。
10月ももう半ばです!!
2011年も残り3ヶ月をきったかと思うと本当に早いですね~。
残りの2011年やり残したことのないように、頑張っていきましょう!!
さて今日は、前回に引き続き『タバコと歯周病』についてのお話です。
喫煙は歯周組織にどのような影響を与えるのでしょうか?
喫煙者では、ニコチンの強力な血管収縮作用や一酸化炭素の粗粒子の作用により、歯肉が炎症を起こしても出血が抑えられ、表面が硬くゴツゴツした状態になってしまいます。
ぞの結果、本来の初期症状が隠されてしまい、気が付かない内に重篤な症状へと進行してしまいます。
また、血管収縮による血流低下や、一酸化炭素とヘモグロビンの結合による体内の酸素不足により、必要な栄養分(ビタミンC)や酸素が歯肉まで十分に供給されず、口腔内の諸組織が栄養失調状態になり、活性化も阻害されてしまいます。
さらに、喫煙者では唾液の分泌量が低下するため、細菌の繁殖を抑えづらくなり、歯垢や歯石が増えてしまいます。
このような作用により、喫煙者は歯周病にかかりやすく、かつ治りも悪くなってしまうのです!