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TCHがあると…?①

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

本来なら長時間、歯が接触していると「歯を離してリラックスしろ」と脳の指令が送られ、口の筋肉がゆるみます。

これは、熱いものに触れば手を引っ込めるのと同じ、身体の反射機能です。

いわば、口のリラックス反射で、誰でも生まれつき持っている機能です。

TCHとは、脳からの信号を無視し続けて作業に没頭し、とうとうリラックス反射が作動しなくなった状態、といえます。

リラックス反射さえ働いていれば、瞬間的に強く噛みしめても、あまり害はありません。

軽い力も、長く続くことが問題です。

無意識の癖だけに、自分で気付くことが難しいTCHの影響は、人によって違ったパターンで現れます。

例えば、歯は何も疾患はないのに、仕事の後に食事を始めると歯が痛むというケース。

このプロセスは、仕事中のTCHで歯が圧迫される→歯を支える歯根膜の血流が悪くなる→食事で急に血流が戻る→歯は過剰に敏感になる→噛んだだけで痛みを感じる、ということになります。

長く正座をした後に立ちあがると、足が痺れるのと同じ状態で、血流が安定すると歯痛もなくなります。

仕事の後に一時的な歯痛や口元の疲れを感じる方は、TCHの疑いがありそうです。

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