ホワイトニング

笑った時に見える歯が白く美しいと笑顔に自信が持てますよね!

ホワイトニングは、歯周病や虫歯などの口内の病気を治していく歯科治療とは異なり、審美性を重視した診療内容です。黄ばみが気になる歯を、より白く美しく見せることが期待できます!

ホワイトニングとは

ホワイトニングは、医療機関で使用される漂白剤を使用しており、歯の内部に沈着してしまった色素を脱色する方法です。適切な管理のもとで行います。

色の濃い食べ物や飲み物、そしてたばこなどを長年に渡って摂取していることで色がついてしまうのです。

内部に色が沈着してしまうと、いくら歯の表面を磨いても落ちなくなってしまいます。

このような場合には、歯専用の漂白剤を使用すると、内部に沈着した色素を薄くし、歯をより白く見せる効果が期待できます。

ホワイトニング症例

ホワイトニングの治療が受けられない方


実は、ホワイトニングはすべての方が受れるものではありません。また、ホワイトニングができない歯もありますので、以下で確認しておきましょう。

・高校生以下の方

・ 妊娠中もしくは授乳中の方

・ 無カタラーゼ症の方

・呼吸器に疾患のある方

・大きい虫歯や重度の歯周病がある方

・ エナメル質に傷がついている方

・ 人口の歯がある方(詰め物、かぶせ物、インプラントなど)

・重度の知覚過敏歯をお持ちの方

ホワイトニングの種類

オフィスホワイトニング


オフィスホワイトニングとは、プロによって施術が行われるホワイトニングのことで、歯医者で行います。

1回にかかる時間は約30分~1時間程度です。ホワイトニングの効果が感じやすく、個人差はありますが、1回の施術で変化を感じる方もいらっしゃいます。

ほとんどの方は、3、4回の通院で白さを取り戻しますが、漂白の程度には個人差があることを認識しておきましょう。

通院の手間はかかりますが、短期間でホワイトニング効果を実感しやすい方法です。

オフィスホワイトニング

ホームホワイトニング


ホームホワイトニングとは、ご自宅で行うホワイトニングのことです。

ご自身のタイミングでホワイトニングを行えますので、通院が難しい方には、ご自宅で行える方法としてホームホワイトニングをご案内しています。1回では効果を感じずらいのですが、 オフィスホワイトニングと比べて歯の白さを保つ持続力があります。ご来院時にしっかりと手順や注意点をご説明しますので、ご自身でホワイトニングを行うからと心配しなくても大丈夫です。

ホームホワイトニング

オフィスホワイトニングのメリット・デメリットについて

メリット


・短期間で効果を実感できる

・専門家にホワイトニングの施術をしてもらえる

・拘束時間が短い

デメリット


・ホワイトニングの効果が長く続かない

・ 費用が高い

・ 通院しなければいけない

オフィスホワイトニングの注意点とは


・24時間以内に、コーヒーや色素の強い食べ物(カレー等)の摂取は、お控えください。摂取してしまうと、色素沈着を起こしてしまう可能性があります。

・ホワイトニングの前に必ず、歯石除去およびPMTCを行い、歯の表面の汚れを清掃します。事前に歯のクリーニングを行うことで、ホワイトニングスムーズに進めやすくなります。

・歯の根元の歯茎が、一時的に1から2日程度白くなることがあります。

・頻度は、高くありませんが、一時的にしみたり、痛みがでることがあります。ホワイトニング後には、フッ素を塗布して対応しています。

・差し歯には、ホワイトニングが行えません。以前されていた詰め物(コンポジットレジン)の再治療が必要な場合があります。

・その他、人それぞれ注意事項がある場合があります。ホワイトニングを成功させるためにも担当の歯科医師の注意事項は必ず守ってください。

ホームホワイトニングのメリット・デメリットについて

メリット


・ホワイトニングの効果の持続を感じられる場合があります

・ オフィスホワイトニングと比較して費用を抑えられる場合があります

・自分のペースに合わせてホワイトニングできる

デメリット


・効果が出るまでに時間がかかる

・器具のケアも自分で行わなければいけない

・専用のマウスピースを装着している時間が長い

ホームホワイトニングの注意点


・妊婦や授乳中の女性はホワイトニングをお控えください。

・専用のマウスピースをはめている時は、飲食、喫煙はしないでください。

・ホワイトニング終了直後の1時間は、煙草、コーヒー、紅茶など着色する色の濃い飲み物はお控えください。

・ホワイトニングジェルは、涼しくて、小さな子の手の届かないところに保管してください。ただし、冷凍はしないでください。

・マウスピースは、熱で変形しますので、お湯で洗わないでください。

・歯がしみる時は、すぐにご相談ください。毎日続けて行わず、時間も短くするなどの対応を行ってください。

・その他、粘膜・のどなどに異常がありましたら、直ちに中止して歯科医師に連絡してください。

安全やホワイトニング成功のためにも、これらの内容は全て守るようにしましょう。

また、漂白には個人差がございます。必ずしも満足の得られない場合もありますのでご了承ください。ホワイトニングの効果には個人差があり、ご満足いただけない場合もあります。事前に十分なご説明とご理解をお願いしております。

基本的に、まず、虫歯や歯石除去が完了し、歯の表面のクリーニングの終了した患者さんが対象です。安全に行なうために、週に1回程度の来院や、必ず当医院の指示を守っていただくことをご納得のうえで行うようにしましょう。

オフィスホワイトニングの流れ

①カウンセリング


カウンセリングでは、ホワイトニングの効果についてや施術の流れ、費用についてもしっかりご説明させていただきます。

この段階で、ホワイトニングに関するお悩みをじっくりとお話しください。歯科医師と歯科衛生士にご納得いくまで相談することは大切です!


カウンセリング

②口内環境の確認


ホワイトニングが行える歯であるか、口内環境をしっかりと確認します。

③歯のクリーニング


歯に汚れが付着しているとホワイトニングの効果が薄れてしまいます。

最大限の効果を発揮させるために、しっかりと歯面をクリーニングしていきます。

④ホワイトニング剤の塗布


歯茎にホワイトニング剤がつかないようにして塗布していきます。

⑤照射


ホワイトニング専用の照射機で歯の表面に光を当てていきます。

オフィスホワイトニング

⑥ホワイトニング剤の除去と④~⑤の繰り返し


一度ホワイトニング剤を流していきます。その後、④~⑤の工程を再度繰り返します。

⑦仕上げ


ホワイトニング施術が完了したら、仕上げとして歯のクリーニングを行います。

クリーニングの完了後、施術前と施術後の歯の色を確認します。

シェードガイド

ホームワイトニング治療の流れ

オフィスホワイトニングの①~③と同様


④マウスピースの作成


ホームホワイトニングは、専用のマウスピース使用して行うため、歯型を取ってマウスピースの作製をします。


⑤マウスピースとホワイトニング剤のお渡し


マウスピースが完成したら、ホワイトニング剤と一緒にお渡しします。

⑥ご自宅でのホワイトニング


マウスピースにホワイトニング剤を注入します。 そのマウスピースを装着して1日2時間から8時間ほど行ってください。

※装着時間はホワイトニングのメーカーによって異なります。


ご自宅でのホワイトニング方法については、しっかりとご説明しますので、注意事項に気を付けながらホワイトニングを成功させましょう!

ホワイトニングについてのよくあるご質問

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オフィスホワイトニングは、30分から1時間程度の時間がかかります。ホームホワイトニングは、1日1時間~2時間程度装着する必要があります。
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持続力には、種類や受ける人によって個人差はあります。オフィスホワイトニングは3~6カ月ほど持ちます。ホームホワイトニングの効果は個人差がありますが、半年から数年間維持されることがあります。一部の調査では、ホームホワイトニング後も白さが比較的長期間維持される結果が報告されていますが、効果の持続には個人差があります。しばらくして色が戻ってきて、また白くしたい時には、再度マウスピースを作らなければなりませんのでご相談ください。
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エナメル質という神経の通っていない部分に漂白剤を塗布するため、多くの場合は痛みを感じにくいですが、個人差があり知覚過敏などの症状が出ることもあります。何らかの理由で、エナメル質が傷ついてしまっている人は、しみたり痛みを感じる場合もあります。
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歯や重度の歯周病などの口内トラブルがある場合は、まず治療が必要です。また、人工歯や妊娠・授乳中の方はホワイトニングが適さないことがありますので、事前に歯科医師にご相談ください。
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通常は家にいる間に行います。 寝ている間は、誤ってホワイトニング剤を飲み込むリスクがあるため、ホワイトニングは控えてください。通常の唾液は問題ありませんが、ホワイトニング剤が口内に残らないよう注意してください。ホワイトニングの薬剤の効果は5時間くらい持続しますが、1時間~2時間の使用で十分効果があります。