痛みに配慮した治療を心がけている愛媛県松山市の歯医者
リグロスは、歯周病によって歯槽骨が溶かされた部分の再生を促す歯周組織再生剤です。フラップ手術(歯肉剥離掻把術)後に、歯周病によって溶かされた部分にリグロス塗布をして歯槽骨や歯根膜の再生が期待できます。当院では、保険適用でリグロス治療が行えます。
リグロス治療は、歯周組織が再生するまでに時間がかかりますが、歯周病によって溶かされてしまった骨の修復や再生が期待でき、抜歯を避けられる可能性があります。また、リグロス治療は一定の条件下で保険適用が可能です。詳しくはご相談ください。。
1.局所麻酔をします。
2.歯肉を切開して、歯周ポケットの奥深くに溜まった歯垢や歯石を除去します。
3.歯槽骨の欠損部にリグロスを注入します。
4.切開部を結合します。
5.術後1週間~2週間ほど経ったら抜糸をします。
CGF治療とは、成長因子を多く含んだ自己血液フィブリンのゲルです。これは、患者さんの血液を採取して作成するという、近年導入されている治療法のひとつです。CGFは広い分野で使用できると注目されており、歯周病の治療だけでなく、抜歯の際の痛みを和らげるために使用したり、整形外科、形成外科領域でも使用されています。
CGF治療は患者さんの血液から作成しますので、完全自己血液由来の血小板や成長因子を含んだフィブリンゲルを使用します。そのため、アレルギー反応や感染症のリスクは低いとされていますが、体質によってはまれに副作用が生じる可能性もあります。
また、歯周組織の再生を促進してくれます。歯周病によって溶かされた部分に入れることで、組織の再生が促されます。
手術前に患者さんの血液を20~40㏄を採血して、CGFを作製します。
遠心分離機を使用して作製しています。この遠心分離器にかけることにより成長因子や血小板を多く含んだCGFが作成されます。大体採血から15分から20分ほどで 完成します。
CGFと骨充填剤を混ぜて歯周病によって溶かされた歯周骨部分に使用します。