こんにちは。
伊藤歯科医院歯科衛生士のイシカワです。
今回は正しいうがいについてお話します。
うがいには喉でするガラガラうがいと口の中でするブクブクうがいがありますが
それぞれ目的が違います。
ガラガラうがい(喉うがい)は感染症の予防のため喉の洗浄をするためのうがいです。
帰宅時に手洗いと一緒に行います。
気を付けていただきたいのはいきなりガラガラうがいをするのではなく
まず口の中の汚れや細菌を洗い流すようにブクブクうがいをしてから
ガラガラうがいをして喉の奥の細菌をしっかり取り除くようにしましょう。
時間は約15秒です。
次にブクブクうがいですがこれは口の中の汚れを取り除くことが目的になります。
口の中全体に水が行き渡るように頬を膨らませて勢いよくブクブクうがいをしましょう。
歯科医院で治療中治療後にうがいをする時はこのブクブクうがいをして下さい。
また、外出時歯磨きが出来ない時にブクブクうがいをすると虫歯予防になります。
口の中の汚れや食べかすを洗い流すようにブクブクと勢いよくうがいをして
口の中だけでなく歯と歯の間の食べかすも取り除くようにしましょう。
水の量は口の中いっぱいに含んでしまうと口の中で水が流れないので
少量を含んでブクブク頬を膨らますように動かして水流を作り出すようにして下さい。
歯磨き後のうがいはブクブクうがいになりますが強くうがいをしてしまうと
歯磨き剤に含まれたフッ素が流れてしまってフッ素の効果が弱くなります。
軽めに一回ぐらいがオススメです。
口の中の汚れが気になる場合は歯磨きをする前にしっかりブクブクうがいをして汚れを洗い流しておくと良いでしょう。 このように目的によってうがいの方法が変わるので正しいうがいで感染症の予防や口腔ケアをするようにして下さい。