こんにちは、広報・受付担当トガワです。
高齢化社会に伴い介護施設が増え、自宅介護から施設介護に移る方も年々増加しています。
介護を必要とする方のなかには、入れ歯を使用している方の割合が高く、施設で集団で過ごす中で、入れ歯の取り違いが起こる可能性も高くなっています。
そういった事故を防ぐために、当院ではすべての方に名前入りの入れ歯を作製しています。
そこで今日は名前入り入れ歯の作り方をご紹介します!
まず入れ歯が完成したら、ラベルライターを使って透明な名前シールを作ります。
まさかこのまま入れ歯にシールを貼るわけにはいかないので、入れ歯にシールを入れる溝を掘ります。
サイズを合わせた名前シールを溝にはめ込み、レジンで覆います。
レジンは乾くと透明になり、中のシールが見えるようになります。
ここで大切にしたいのは使用感です。
溝を掘ってレジンを入れた入れ歯の表面はガサガサしています。
しっかりと磨いて表面をツルツルにして舌触りを良くします。
もちろんですが、一つひとつ技工士さんの手作業で細かい所まで丁寧に仕上げられています!
これで名前の入った入れ歯の完成です☆
自分の名前が入っているというだけでも特別感がでて入れ歯にも愛着がわきますね♪
入れ歯をなくしたと思ってたけど、名前が入っていたので施設の方が忘れてたよと連絡してくれた!という前例もあり患者さんからも好評なのです^^
トラブルを防ぐためにも当院では大切なひと手間となっています。