歯のこと

TCHを治すには⑤

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

今日はTCHを治す3つのStepのうちの1つ「Step3」についてご紹介します。

Step2でご紹介した「リマインダーを見ては脱力」という繰り返しをしていると、徐々に貼り紙を見なくても、上下の歯が接触していることで強まる咬筋などの咀嚼筋の疲労感が自覚できるようになり、歯の接触に気がつくようになります。

これがStep3の入り口です。

気づくようになると、貼り紙を見なくても上下の歯が接した時点で脱力でき、また貼り紙を見たときにも脱力することを繰り返していると、歯が接触してから気づくまでの時間が短縮してきます。

最終的には、歯が数秒間接触していると条件反射として無意識に歯を離すようになります。

このように効果が出るまでには、若い人ほど改善が早く1ヶ月くらい、平均では2~3ヶ月になります。

TCHが改善されたかの最終評価は、口を閉じた状態で歯を接触させることと、口を閉じた状態で歯を離すことを行いその違和感を調べます。

「口を閉じた状態で歯が接触している」ときに違和感がある、また「口を閉じた状態で歯を離している」ときに違和感がないようになればTCHが改善されたといえます。

まだTCHがあるようであれば、引き続きリマインダーを使って歯を離すよう心がけていきましょう。

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