こんにちは、広報・受付担当トガワです。
寝ている時は唾液の分泌量が減るため、お口のなかの細菌が増殖します。
これを少しでも防ぐために、おやすみ前は特に時間をかけて歯を磨き、しっかりとプラーク(歯垢)を取り除くことが大切です。
また殺菌剤配合のデンタルリンスを併用するのも効果的です。
そして起きた時には、健やかな1日を送るためにも、まずお口を洗うことをオススメします。
さて、お口の中の細菌といえば歯周病の原因菌ですね。
歯周病は歯肉炎、歯周炎を総称する歯肉(歯ぐき)のまわりの病気で細菌感染症です。
感染症と聞くと、インフルエンザなどと同じですが、難しいのは複数の菌が起因しているため、特定のワクチンを使用して治すことが難しいということです。
歯周病の一番の原因は歯と歯肉の境目にたまるプラーク(歯垢)中の細菌で、このプラークの中には300~400種もの菌があり、そのうち歯周病の病原性をもっているのは30~40種です。
この菌が歯周病になると、1000倍にも増えると言われています。
歯周病は、それが進行すると歯肉や歯根膜、歯槽骨などの歯周組織が侵され、ついには歯が抜けてしまう恐ろしい病気なのです。