こんにちは、広報・受付担当トガワです。
歯の修復物をより良く作るためには、たくさんの情報が必要です。
たとえばこのようにシェードガイドといった歯の色を英数字で表した色味本を実際の歯と並べて写真で記録します。
そして色や形が写真でわかった次に必要なのは模型です。
歯の表面の形状は模型から把握します。
前歯を修復する場合には、さらに配慮が必要になります。
「せっかく治すのなら、自分の理想の形にしたい」と希望されて、できるだけそろった、小さい歯にして欲しい等言われることもあります。
しかしながら、歯には人それぞれの大きさやバランスがあって、それと違うものを装着すると、違和感が出て人の歯に見えなくなってしまいます。
小さくてかわいい歯にしてほしい、と特に女性の患者さんは思うかもしれませんが、ある程度大きな歯は明るい印象を与えたりして良いものです^^
ちなみに前歯を治す場合にはやはり保険外の修復物を…と思うかもしれません。
そしてこれは実際何年くらいもつものなのか気になりますよね。
たとえばメタルボンドと呼ばれる金属焼付陶器の素材だと20年はもつと期待できます。
もっとも自然歯のような質感が出せるオールセラミックという素材は、ここ十数年に出てきたものですが、11年もっているという報告もあります。
素材などもしっかりと相談して、よい修復物を製作するために情報交換を行ってくださいね!