こんにちは、審美歯科とインプラント・ホワイトニング・予防歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、歯科医師イノウエです。
先日、愛媛県保険医協会主催で高岡ビルにて、院内感染対策研修会が開催されましたので出席して参りました。
講師は、十全総合病院の宮内先生でした。
勉強してきたことを紹介したいと思います。
・全ての患者さまの血液、汗を除く体液、分泌液、排泄物、粘膜、損傷した皮膚を感染の可能性があるものとみなし対応することで、患者様と医療従事者双方における院内感染の危険性を減少させる予防策である。
・感染予防が必要な理由:患者様・家族に安全で質の高い医療の提供、無駄な薬代などを削減でき経済効果、不慮の事故を未然に防止し訴訟問題のリスクを減らす。
・手指衛生の除菌効果:手洗いの場合、15秒で細菌数を1/4~13とし、30秒で1/60~1/600まで減少させる。アルコール消毒の場合30秒間で1/3000まで減少させる
・次亜塩素酸ナトリウム溶液は原液と水道水を混ぜることでつくることができ、環境用消毒と汚物の消毒用に使用することができる。
潜在的な全身疾患を有している患者様がいらっしゃることを考えると、標準予防策を全ての患者様に対してできることはとても大切だと感じました。
また、手洗い一つにしても洗い方があり、さらに時間を少しかけることで細菌数を大分へらせるとわかりました。
日ごろから気をつけていきたいと思います。