こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、歯科医師イノウエです。
5月半ばより伊藤歯科にCTが導入されます。
そこでCTについて「歯科用コーンビームCT徹底活用ガイド」という本を基に紹介させていただきたいと思います。
現在主流となっているパノラマやデンタルとの大きな違いは、3次元的な撮影が可能となるため、冠状断・矢状断・軸位断と色々な角度から画像を撮影し、観察できるところにあります。
例えば、難治性の根管治療の場合、今まで見つけることができなかった根管を3次元的に見ることで発見できることもあります。
下顎の親知らずの抜歯をする際、パノラマで下顎管との近接が疑われる場合、抜歯がためらわれることがあります。
3次元的撮影によりどの程度・どの方向から近接しているかが分かり抜歯の計画がたてやすくなります。
神経・血管に触れている難しいと症例と判断できれば総合病院の口腔外科(愛大・日赤・県中等)に紹介できます。
また、インプラントをする場合、パノラマではわからなかった骨幅や埋入部位の骨の形態までわかり、オペの計画が立てやすくなります。
さらに上顎洞や骨内病変の発見にも大いに貢献します。
今回、導入されるCTはJMM社の提供するPreVistaという機種であります。
5月発売の最新の機種であり、撮影範囲がとても広くマルチに撮影範囲を選択できる優れものというのが特徴です。
CT導入により伊藤歯科がパワーアップすること間違いなしです!