こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、受付・広報担当カワゾエです。
先日一日に二人の患者さんの難抜歯がありました。
このところ親知らずの抜歯が続いています。
1人目はYさんです。
Yさんは、定期健診にずっと通ってくれていてYさんのおばあさんもお母さんも毎月検診に来てくれています。
抜歯をする数日前に、左下が少し痛むということで当院に来られました。
口腔内を見てみると、左下の親知らずが半分出てきていて周りの歯茎が炎症を起こしていました。
真横を向いて生えてきていて、食べ物もよく詰まるので、Yさんに抜歯の対象の歯であることを説明しましたが、できれば抜きたくないということでした。
そこで親知らずの周りを丁寧に掃除をして、薬を飲んで1度様子を見てもらうことにしました。
それから数日、痛みが治ならないようなので、Yさんと相談をするともう抜歯をお願いします。ということになりいざ抜歯です!!!!
真横を向いていて まだ少ししか頭が出ていないので、そう簡単には抜けません。
まず、メスで歯茎を縦に少し切り親知らずの頭を出していきます。
それから、ピエゾサージェリーで骨から歯を剥していき ゼックリアバーで頭の部分と根っこ部分に分割していきます。
頭の部分が抜けた後は、根っこを抜いていきますが、Yさんの根っこは少し大きくて斜めになっています。
親知らずを抜く際に周りの骨にひっかかっていたので根っこ自体を縦に半分に割って抜歯をしました。
炎症が起きていたので麻酔が効きにくくて大変でしたが、Yさんもとても頑張ってくれていました。
抜いたあとは、中をキレイに洗浄して縫合していきました。
次の日、消毒に来てくれたときには少しだけ ほっぺたが腫れていましたが、いつものように口も開けれているのを見て安心しました。