SillHa(シルハ)で測れる6つの指標

SillHa(シルハ)とは、当院で導入している唾液検査システムです。

これを使用して「虫歯のリスク」 「歯周病のリスク」「口臭」の3項目を検査できます。

まずは以下の項目に当てはまるか確認してみましょう!


  • いつまでも自分の歯で食事を楽しみたい。
  • いつまでも綺麗な歯を持続させたい。
  • 口臭が気になる。
  • 歯科へ受診するのは歯が痛くなってからのことが多い。
  • 旅行や運動を楽しみたい。
  • 歯を気にせず思いっきり笑いたい。

  • 3つ以上当てはまる方は、口内環境をチェックしてみましょう!

SillHa(シルハ)でわかること

むし歯菌


むし歯菌の数値が多めの場合、食べかすや、むし歯菌の固まりである歯垢が多いかもしれません。歯垢が多くなる原因は、歯磨きの回数や時間が短くて磨き残しがあったり、間食が多くて食べかすや糖質が口に残っていることが多くなっていることが考えられます。

数値が少ない場合、むし歯菌が活発に活動しておらず菌が少なく、むし歯予防に良い状態です。しっかりとセルフケアをしている方は、このまま続けていきましょう。

酸性度


酸性度の数値が多めの場合、歯の表面のミネラル成分が溶かされ続けているおそれがあります。この状態が続くと、むし歯になりやすくなります。口の酸性度が高くならないよう、甘いものや酸っぱいものを控えることが重要です。

数値が少ない場合、口の状態が中性に保たれている状態です。そのため、唾液のはたらきによって口の中の酸性度が低く保たれていると考えられます。

緩衝能


緩衝能の数値が少ない場合、唾液の酸を中和する働きが弱い状態です。

そのため、むし歯になりやすい可能性があります。緩衝能には唾液の分泌量が大きく影響します。

唾液の分泌を促すためにこまめな水分補給を行ったり、食事の際たくさん噛んで唾液を多く出す事もおすすめです。

数値が多い場合、口の中を中性に保つ働きが強い状態です。そのため、口内の酸を中和することができ、むし歯になりにくい状態であると言えます。

ただし、測定結果が高めでも、加齢やストレス、不規則な生活などで唾液の分泌量が減ってしまうと、緩衝能が弱くなることもあります。

白血球


白血球の数値が多い場合、歯ぐきに炎症が生じて、歯周病が進行している可能性があります。

そのため、歯周ポケットのケアが必要と考えられ、歯ぐきの状態に合わせて、治療や歯石取りを行います。

数値が少ない場合、歯ぐきに炎症がまだ生じていない可能性が高いですが、測定値が少ない場合でも定期検診などで口腔内の健康を維持していく事が大切です。

たんぱく質


たんぱく質の数値が多い場合、歯ぐきに炎症が生じ、歯周病がまさに進行している可能性があります。

歯科医院で診察を受け、歯周病の兆候が見られた場合には、炎症を抑えるために歯石取りを行います。

数値が少ない場合、歯ぐきに炎症がまだ生じていない可能性が高いですが、測定値が少ない場合でも定期検診などで口腔内の健康を維持していく事が大切です。

アンモニア


アンモニアの数値が多めの場合、細菌数が多くなっており、口臭の原因となるガスが多くなっているおそれがあります。

細菌が繁殖していたり口の清掃状態が悪いと、舌の表面に白い苔のようなもの(舌苔)ができることがあります。アンモニアの数値が高めの場合、舌苔が溜まっているかもしれません。舌磨きの習慣をつけて、舌苔を落としましょう。

数値が少ない場合、口腔清潔度が良い状態です。毎日のケアを続けて、この状態を維持していきましょう。

検査結果は項目ごとに、グラフで確認することができます。この唾液検査を受けることで自覚することが難しい口腔内環境が数値化されるので、さまざまな口内リスクや改善点などを歯科医よりご説明とアドバイスが行えます!

SillHa(シルハ)の検査を皆さんも体験してみませんか?