こんにちは、広報・受付担当トガワです。
骨粗鬆症は、50歳以降の女性に増え始め、男性よりずっと多いことがわかっています。
骨粗鬆症は、骨の主成分であるカルシウムが不足したり、運動不足で骨芽細胞が働かないと、骨粗鬆症の原因となります。
また、骨芽細胞の働きやカルシウムの吸収を助けるなどの働きをするビタミンDの吸収が悪かったり、日光に当たらない傾向も骨粗鬆症の原因のひとつです。
骨粗鬆症は体質や遺伝も関係して発症することがわかっています。
やせ気味の人や若い頃に骨折の経験や両親などが骨粗鬆症と診断されている人は骨粗鬆症のリスクが高くなります。
骨粗鬆症の原因には他の病気が深く関係している場合もあります。
たとえば肝臓病や腎臓病の人は、カルシウムの吸収や骨芽細胞の働きも悪くなります。
また胃腸が弱い人は、カルシウムが十分に吸収されないようになります。
糖尿病や副腎皮質ホルモンを内服している場合にも骨を弱くすることがあります。
女性は一般に骨格が細く、蓄えているカルシウム量も、男性に比べると2~3割ほど少なめといわれています。
妊娠や授乳、閉経などがカルシウムを失うきっかけにもなるので、食生活が不規則だったり、肝臓や胃腸の病気を持っていたり、月経不順や閉経が早い等の女性は特に気を付けなければいけません。