こんにちは、審美歯科とインプラント・ホワイトニング・予防歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、受付・広報担当カワゾエです。
今回は入れ歯で困られている患者様、W様の症例についてお話します。
この方は上顎にこのような形の入れ歯が入っておりました。どうしても保険での入れ歯を希望していましたのでこのような形の義歯にしていました。
この形で何年もお使いいただいていたのですが、以前より大きさが気になっていたそうです。
最近詩吟を始められて舌が入れ歯の床(ピンクの部分)に当たって発声が上手くできないそうです。
どうしても前歯の裏に違和感があり、小さく出来ないかというご相談でした。
そこで院長、技工士さんと相談して形を変えようということになりました。
ちょうど入れ歯の床(ピンクの部分)にも小さな亀裂が見られたので修理もかねて行ないました。
欠損は左の第一小臼歯、第二小臼歯、第一大臼歯の3歯です。
入れ歯を安定させるために右側の犬歯と第一小臼歯まで床(ピンクの部分)を伸ばしています。
それを今回は右側の金属の金具を除けて左だけで支える形に。
とはいっても、左前後の歯だけで支えるのは安定感が悪くなるので左の犬歯にも金具を足しました。
入れ歯をお預かりして数時間後…このような形に生まれ変わりました!
前歯の裏側に伸びていた庄が取り除かれスッキリ快適に。
W様も久々の開放感に満足していただけたようで笑顔で帰られました。
皆さんも入れ歯の素朴な疑問、要望がありましたら悩む前に相談してみてください。