歯のこと

糖尿病と歯周病①

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

メタボリックシンドロームの診断基準は、内臓脂肪の増加が必須となります。

内臓脂肪が蓄積されていくと、肥大化した脂肪細胞ができ、インスリン抵抗性が起こります。

それから、生活習慣病である糖尿病、脂質異常症、高血圧のうちいずれか2項目以上を満たした場合にメタボと診断されます。

メタボになると、脳梗塞のような動脈硬化性疾患を来すとされています。

糖尿病の患者は、年々増加傾向にあります。

糖尿病患者数の増加は、日本だけだなく全世界的な問題となっています。

日本人の糖尿病の病態には、環境因子と遺伝素因があり、環境因子においては、この50年で脂肪摂取量が4倍に増えています。

対して遺伝素因ですが、日本人のインスリン分泌能は、もともと欧米人の半分しかなく、日本人はやせ型の糖尿病が多いという統計もでています。

糖尿病になると、感染防御能が低下します。

糖尿病と歯周病の関係は、糖尿病から易感染性、末梢神経障害、口渇が起こり、口腔内の浄化作用が障害を起こし、歯周病菌が繁殖し、歯周病が悪化するというものです。

では次回もこの糖尿病に関するお話をしていきます。

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