こんにちは、広報・受付担当トガワです。
今日は親知らずの抜歯のお話です。
今回の患者さんは親知らずが上下左右4本とも生えていて抜歯を希望されました。
前回右上の親知らずを抜いて、この日は反対側の左上の親知らずを抜いていくことになりました。
親知らずは、手前の歯よりもずっと奥まったところに生えています。
CTを撮影して生え方を詳しく見てみると、手前の歯を押すように斜めに向かって生えた親知らずは、その根っこが上顎洞に近い位置にありました。
上顎洞に近いと、親知らずを抜いたときに上顎にある薄い膜を破ってしまい穴があいてしまう恐れがあります。
これを傷つけないように抜いていくにはテクニックが必要なのです！
歯ぐきを横側から切開して、まずは手前の歯に食い込むようになっている親知らずの頭の部分を切断して取り除きます。
そして親知らずを抜いていくスペースを確保して慎重に残りの根っこを抜いていきました。
無事親知らずは抜けましたよー（＾０＾）
お疲れ様でした。
残すは下顎の２本！！
また頑張ってくださいね♪