こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当トガワです。
DENマウスピース矯正治療は抜歯症例に対応しているというお話を何回かしました。
今日は、
DENマウスピース矯正治療で抜歯した場合どのくらい歯が動くのか
を、ワイヤー矯正と比較してお話ししていきます。
まずDENマウスピース矯正治療で最初に患者さんにも納得していただきたいことは、ワイヤー矯正と比べると最終的な仕上がりが7割程、ということです。
一度着けると矯正が終了するまで外せないワイヤーと違い、DENマウスピース矯正では装着時間が8~10時間なので、当然歯の動くスピードもワイヤー矯正よりゆっくりとなります。
こちらは当院で抜歯症例のワイヤー矯正治療を行った10代の患者さんの抜歯窩の動きをグラフにしたものです。
ワイヤーを着けてすぐに歯が急激に動きだして7~10ヶ月でほぼ抜歯窩が閉じているのがわかります。
ではDENマウスピース矯正はどうでしょうか。
こちらは当院で現在DENマウスピースで矯正治療中の20代の患者さんの抜歯窩の動きのグラフです。
ゆるやかな右下がりのグラフになっていることから、歯の動きが少しずつであることがわかります。
抜歯窩に動かすという大きな歯の移動でも、ワイヤーほどとは言いませんがDENマウスピースでもしっかり動くのです。
では次回もこのお話の続きをしていきます。