こんにちは、ホワイトニングと予防歯科・審美歯科・インプラントで大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、勤務医・ササキです。
さあいよいよ7月、気温も暑く、高校野球も熱い、夏がやってきました。
野球好き同士で 「自分の母校が野球で負けたその瞬間、夏が終わる」 と毎年言っていますが、さてさて今年の池田高校野球やいかに・・ チラッ
!! 7月16日 1回戦 池田 vs 徳島商 !!
1回戦からなんとまぁ、よりによって><、 徳島で一番面白い組み合わせと言われる、池田 vs 徳商 のライバル対決が初戦から見られますね。
私の夏が後2週間で終わる可能性も濃厚ですが。
甲子園は無理でも、少しでも長い夏を過ごしたいです。
近年は低迷していますが両校ともに甲子園で優勝経験のあるかつての強豪。
徳島を沸かせた [徳島 IKEDA] 「TOKUSYO」の伝統のユニホームからは、
夏草や 兵どもが 夢の跡
という、奥の細道の句を連想させられます。本当は「夢の跡」ではない活躍を期待したいですが・・・
さてさて、その「奥の細道」と言えば誰もが知っている松尾芭蕉の旅行記ですね^^その冒頭は
「月日は 百代の過客にして 行きかふ年も また旅人なり」
という、いわゆる、「万物は流転する」という考え方から始まり、それが上手く「世の無常観」と結びついた謳いで締めくくられていきます。
そんな句も忘れて久しくお遍路で歩いていた毎日。その道中、
お遍路は何のためにしているのですか?
と、よく質問をされました。私は「ダイエット」と「四国の良さを発見する」を目的に歩いていたのですが、お遍路宿で毎晩出会うお遍路さんたちと話をしていると、その答えも様々
親の不治の病が治る一縷の望みをこのお遍路巡りに託して
人生に疲れて自分探しの旅に来た
降りかかる人生の不幸を取り除くために願をかけに来た
余命3年の人生の最後をお遍路に託したい
という、人それぞれ、四国に来た目的があるのだ。と考えさせられました。
古いもの新しいもの、お遍路の道中にはいたるところに先人の残した旅の足跡がありました。
地元の人たちに伝わる話もありました。
街中にも、お寺にも、険しい山の中にも。
それらを見て休憩中にふと思わされます、この遍路道を数え切れない人たちが歩いて来て、その時、一体どんなことを考えて歩いていたのだろうと。
これから先の時代にも、色んな理由でこの道を多くの人が歩いていく。
行きかう年はまさしく旅人のようで、その、
「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」
お遍路の旅でふと、無常観を感じた瞬間でした。
入れ替わり立ち替わりお遍路さんたちと出会い、時には圧倒されるような四国の自然の中で、日頃では考えないような深いことを考えさせられる、この時間は大変、有意義なものだったと思います。
人生は終わってみて長いか短いか。何を思うか。
そしてここでの勤務も終わってみたときどんな事を思うのか。
「いやぁ、よくやったわ。」
そう言った終わり方ができるよう、毎日暑いですが、しっかり休んで頑張りたいです。