こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤泰司です。
今年最後のブログとなりました。
最後まで濃い内容をお届けしたいと思います。
ではさっそく入っていきましょう。
がん治療中は毎日1回は、必ず鏡で口腔粘膜炎の発症しやすい部位をチェックするようにしましょう。
口腔粘膜炎が発症すると、食事にも工夫が必要です。
まず、炎症部を刺激しないために、熱いものは避け、刺激物も控えるようにしましょう。
お酒やタバコは口腔粘膜炎の発症や悪化の原因となるため禁止です。
次に、義歯の扱いについてお話します。
口腔粘膜炎が発症した場合、義歯の接触もなるべく避けるため、装着は食事時のみにします。
金属のバネや義歯の裏側など、細菌や真菌の温床となるため、常に清潔に保ちましょう。
義歯の管理は、義歯ブラシ、義歯洗浄剤、専用の保管容器を使います。
義歯ブラシは、硬い毛と柔らかい毛があるので使い分けて磨きます。
義歯の裏側は、硬い毛を使い、歯の部分や表側の部分は柔らかい毛を使って磨きましょう。
就寝時は保管容器に水と洗浄剤を入れその中で保管します。
義歯も口腔内と同じく、清潔に保つようにしましょう。
今年のブログはこれで終わりです。
今年も1年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。