こんにちは、広報・受付担当トガワです。
今日は親知らずの抜歯のお話です。
今回の患者さんは、4年ほど前に右下の親知らずを抜歯した方でした。
先日残りの親知らずの抜歯を希望されて来院されました。
残っているのは上顎左右と左下の親知らずです。
一気に抜くわけにはいかないので、1ヶ月かけて3本抜いていきました、
まずは左上の親知らずから抜いていきます。
平面のレントゲン写真ではわかりませんでしたが、CTで見てみると親知らずは歯ぐきの中で倒れるように横向きに生えていました。
歯ぐきを切開していき、超音波器を使って慎重に抜歯していきました。
続いて2週間後に左下の親知らずを抜いていきます。
4年前に撮影したレントゲン写真では、親知らずは斜めに向いて生えていましたが、今回のレントゲン写真では完全に横向きになっていました。
下歯槽神経とも近いので細かく分割して慎重に抜いていきました。
左下の親知らずを抜いてから1週間後に最後の左上の親知らずを抜いていきます。
左上の親知らずは上顎洞という空洞に非常に近い状態でした。
抜歯した際に上顎洞の粘膜を傷つけないように慎重に抜いていきました。
3本すべての親知らずの抜歯が終わりました。
お疲れ様でした。