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サイクリングしまなみ6

こんにちは技工士Kです。

憑き物が憑いたかのようなペダリングのあと、ようやく下ハンドルから手を離し我に返ります。

あたりを見まわしますが院長はいません。

しょうがない、まいいか。

暫しその事は忘れてリラックスします。

かなり追い上げたという達成感もあり満足気に景色も楽しみつつ快適なクルーズを満喫していると、おや?スタートラインで見かけた、シンガポールの国旗を自転車に掲げて走っていたK的に目立っていた彼を発見します。

遠路はるばるやってきた彼に愛媛県人として何か声を掛けたい衝動に駆られ、すっと隣に行きます。

ウェルカムトウしまなみ」、いやここは「グッドラック」それも変か。

気さくな友人パターンでいくか?それとも?と悩みつつフッと見ると彼何やらしんどそうです。

そやっ「ユーベリータイヤード」とか、いやいや見たら分かるしわざわざ言わんでもええし、これやと単なる嫌な奴になってしまう。

じゃあ「ドウーユアベスト」、いきなり見ず知らずの技工士には言われたくないか、「アーユーオーケー?何となく上から目線な空気やなあ、う~んシンプルに「ファイト!」とかでええことない?

中島みゆきも歌っているし、これだ!これしかないと自信満々に「ファイト!!」と声掛けすると間髪入れず「ファイティング!!!」と返されました。

ほわっと?ほわい?

何か怒っている雰囲気です。

その時はああそうと思っていましたが帰って調べると、「ファイト」とは闘え、けんかしろという意味だったようで、もうここまで相当に頑張ってきた彼にとって一番言われたくなかった言葉だったかもしれません。

どうやらこの場合、持ち堪えろ「ハングインゼア」その調子「キープイットアップ」とかがいいらしいです。

そんな言葉…知らんわ!とっさに出るか!

すっと彼から離れ何事もなかったようにペダルを漕ぐKなのでした。

でも気持ちは汲んでほしい

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