こんにちは 伊藤歯科医院歯科衛生士のイシカワです。
簡単に出来る虫歯予防の一つにキシリトールの摂取がありますが
キシリトールにはどのような働きあるのでしょうか?
キシリトールとは樹木や野菜などから作られる天然の甘味料です。
砂糖と同じ甘さを持っていますが砂糖のように歯を溶かす酸を作りません。
虫歯の原因になる菌の働きを弱める作用もあります。
また甘みが強いので唾液の分泌を促進します。
唾液の中には歯の再石灰化を促進する作用があるのでより虫歯予防になるのです。
一日の摂取量の目安は成人で5~10g、幼児から小児で0.5~1gと言われています。
商品によってキシリトールの含有量は違うので成分表で確認するようにしましょう。
一日三回以上摂取するようにしましょう。
タイミングとしては食後と寝る前などがオススメです。
たまに摂取するより持続する方が効果があります。
但したくさん摂りすぎるとお腹を壊したりします。
目安量を守っていても個人差があるので
お腹を壊す場合は摂取量を少なくするなどして調整するようにして下さい。
キシリトールを摂っていれば歯磨きをしなくていい訳ではありません。
一番の虫歯予防は正しい歯磨きなので毎日の正しい歯磨きをした上で
キシリトールを摂取してより虫歯予防の効果を高めるようにしましょう。