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エンジン導入3 

こんにちは、技工士Kです。

2018年明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い申し上げます。

さて年明け早々に寒波襲来、寒いというより冷たい、痛いと言った方がいいのでしょうか?

ふだん半袖白衣でやせ我慢のKも、さすがに7分袖にした今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて今回もエンジンの続きです。

エンジン本体とコントローラーの箱とハンドピース(回転して動いて作業する所)のお話は前回しました。

今回は手元で回転数を細かくセット出来るコントロールユニットのお話です。

そもそも我々の仕事とは、モノを削るのが大半と言っても過言ではない程、ありとあらゆる素材を削ります。

柔らかいモノでいえば義歯の当たりを穏やかにする緩衝材の役割のゴム系素材、レジン、硬質プラスチック、金属、陶材(セラミック)人工ダイヤモンド(ジルコニア)等、多岐に渡ります。

それらを削り上げて最終的にピカピカに研磨します。

ほぼこのハンドピース一本でそれらを仕上げていきます。

その際先端で回転する道具はそれぞれの用途に応じて膨大な種類があり、それらを交換しつつ仕上げていきます。

その形状は様々ですがハンドピースに差し込む軸は、規格が決まっていますので、どれも入るようになっています。

かつてのⅤHSとベータの様な事はありません。

何を言っているのかわかりませんね。

今でいえばアンドロイド、アイフォンといえばいいのでしょうか?話がそれました。

とにかく全てのパーツに互換性が有りドイツ製だろうが、スイス製だろうがアメリカ製だろうがスーッとハンドピースに収まり快適に回転してくれます。

しかしその先端は本当に多種多様

本当にコレ回して大丈夫なのか?

挑戦的いや革新的で斬新なフォルムも多数存在します。

で、それらはほとんどの場合先太なのです。

その様ないかにも仕事が出来そうな道具をMax回転数で回すとどうなるか?

先端部が折れ曲がるか、最悪の場合先端部が吹っ飛び怪我の恐れがあります。

そこで重要なのが最大回転数厳守

なのです。

以下次号。

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