こんにちは、広報・受付担当トガワです。
今日は前回からの続きで、むし歯を引き起こす原因がどこに潜んでいるかを探っていきたいと思います。
前回は口腔内の状態の確認をご紹介しました。
次に調べたいのは口腔内の環境です。
ここでは食事の回数、歯みがきの状況、持病をみてみます。
食事の回数の中に間食も含みます。
食後はガムを噛むことや、イライラすると飴をなめる等も要チェックです。
歯みがきの状況は、1日に磨く回数や歯間ブラシやフロスなどの補助具も確認します。
次にむし歯菌の量、唾液の質を調べます。
①
確認したいむし歯菌は、ミュータンス菌(むし歯を作る菌)とラクトバチラス菌(むし歯をしんこうさせる菌)です。
もちろんこれらの菌は少ない方が良いです。
そして緩衝能(酸性を中性に戻す力)が高いかどうかを調べます。
以上のことを知っておくと、口腔内の改善に役立ちむし歯を避けられる可能性が高くなります。
むし歯は、さまざまな因子が組み合わさってできるものなので、どれか一つではなくこれらすべてを見直すことで本質的なむし歯予防ができるようになります。