こんにちは、広報・受付担当トガワです。
ことばの問題は、大きく2つにわけて考えるべきです。
1つは、ことばの話し始めが周囲の子どもに比べ遅かったが、成長とともに目立たなくなる場合です。
このような子どもに対しては、子どもが話しをしやすい環境や、話したくなる雰囲気づくりが大切です。
もう1つは、ことばの問題の背後に疾患や障がいなど、何らかの原因がある場合です。
とくに、歯並びや口の疾患との関連が疑われるケースも少なくありません。
4~5歳ころになると、指しゃぶりや舌癖による影響として、開咬が目立ちはじめます。
このような子どもたちは、口唇や舌を上手に使うことができず、舌尖の位置も上顎についていないため、口唇や舌尖を使う発音が不明瞭になります。
また、口唇や舌の動きがぎこちないときには、上唇小帯や舌小帯の付着位置異常が原因のことがあります。
一度歯医者を受診してみてくださいね。
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『保育者が知っておきたい子どもの歯と口の病気―その対応と予防―』参照