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お口の中の菌を除去するには…?

こんにちは、ホワイトニング予防歯科審美歯科インプラントで大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報・受付担当カワゾエです。

今回も「プラーク・顕微鏡検査」の続きをお届けしたいと思います。

前回お話したように、もしもお口の中に歯周病の原因となる「菌」が発見されたとしたら・・・

どのようにして「菌」をやっつけていくかという事を詳しくお話しますね。

基本的な治療方法のひとつとしては、

・     毎日歯ブラシでしっかりと歯を磨く!!

・     歯科医院に通い器具で歯石を取る!!

・     腫れたり、炎症を起こしている悪い歯茎をメスで切り取る!!

といったような外科的治療が主流です。

 

しかし毎日熱心に磨いているのにすぐに虫歯になったり、歯周病の症状が出たりする人がいます。

また反対に歯を磨かない方でもむし歯にならない、歯周病が進行しない!といったこともあるんです。

 
そこで当院では歯周病菌の原因になっている歯垢(プラーク)歯石を除去する方法を重要視しています。

歯石を取ることを「スケーリング」といい、歯科衛生士が担当して行っています。

歯茎の炎症が落ち着いた状態で行いますので、痛みも少なく安全です。

深い場所にある硬くこびりついた歯石はまれに痛みを伴うことがありますので、その場合は麻酔をして歯石を除去していくようになります。

また、歯石除去の方法は2通りあります。

手用(手で使うもの)機械式のものがあります。

機械式は空気で動くものもありますが、大部分は「超音波スケーラー」といわれる先端が1秒間に25000~40000回ほど振動するものです。

大まかな歯石を機械式スケーラーで取り除き、細かい歯石や歯肉縁下(歯肉の下に隠れている部分)の歯石は手用スケーラーで取り除く場合もあります。

そして手用にも部位によって様々なスケーラーが用意されています。

 ・鎌型(シックルタイプ)

 ・えいひ型(キュレットタイプ)   

 

以上のようなタイプを使い分けています。

1度に全ての歯の歯石を除去することは困難ですので、当院では上下、左右、前歯と6ブロックに分けて順番に歯石除去を行います。

また、ここで皆さんにお伝えしなければいけないことは、1度歯石を除去したからといって今度また歯石が付くまで放っておいてもいい、という事ではないという事です。

残念ながら、1度付いてしまった歯石はブラッシングでは除去できません・・・。

必ず定期的な検診を行って、「菌」の状態の確認歯石除去を行うようにしてくださいね。

定期的な検診が歯周病の進行を防ぎ早期発見に繋がることは間違いありません!!

次回はこの「定期健診」を行うことによってどのような効果があらわれてくるか詳しくお伝えしたいと思います。

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