みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院です。
今回は、日常でも耳にする“歯のことわざ・慣用句”をいくつかご紹介してみたいと思います♪
💬「歯が立たない」
意味:相手が強すぎて全く太刀打ちできないこと
▶ 例:「あの人には歯が立たないわ〜(=かなわない)」
→ 「噛もうとしても歯が通らない=太刀打ちできない」って、たしかに納得の表現ですね🦷
💬「歯に衣(きぬ)着せぬ」
意味:思ったことをはっきり言う、遠慮なく言うこと
▶ 例:「歯に衣着せぬ物言いが気持ちいいね!」
→ “衣を着せない”=オブラートに包まずズバッと話す、というちょっとスパイスの効いた表現です
💬「奥歯に物がはさまったよう」
意味:言いたいことをはっきり言わず、もごもごしている様子
▶ 例:「奥歯に物がはさまったような言い方しないで、ちゃんと言って!」
→ たしかに、実際に奥歯に何か挟まってると話しづらいですよね…😂
💬「歯を食いしばる」
意味:つらいことや苦しいことに必死に耐えること
▶ 例:「悔しいけど歯を食いしばってがんばった!」
→ イメージ的にも“ぐっと耐える”姿が伝わってきますね💪
💬「歯の抜けたよう」
意味:何かが欠けてしまって、物足りない・寂しい状態のこと
▶ 例:「先輩がいなくなって、職場が歯の抜けたような感じ」
→ ぽっかり空いた感じを、歯のイメージで表現してるのがおもしろいですよね🦷
こうして見てみると、昔から「歯」って、感情や人間関係、心の状態を表すのに使われてきたパーツなんだなと感じます。
それだけ、“歯”が身近で大切な存在だったってことですね😊
これからも、毎日元気に「歯」を使って食べたり話したりできるよう、しっかりケアしていきましょう🪥✨
