歯のこと

口唇閉鎖力② 

こんにちは、広報・受付担当トガワです。

前回、お口をしっかり閉じるための口唇閉鎖力の大切さについてお話しました。

今日はその続きです。

ご飯を食べるということも、口を閉じながら行う動作で、それに続く咀嚼も舌や頬との協調運動なので、口唇閉鎖が必要条件となります。

したがって、口唇閉鎖機能が不十分な場合には咀嚼に問題がある可能性があります。

嚥下も同様に、口を開けたまま飲み込むことを異常嚥下癖といいますが、これは不正咬合、つまり咬み合わせを悪くする原因にもなります。

口唇を正常に閉鎖できることは、不正咬合との関連をはじめ、口腔内疾患の予防、そして健康の維持増進にもつながっていきます。

口唇閉鎖機能は、口唇運動のひとつで、上下の口唇に存在する「口輪筋」と、これに協調して働く口裂周囲の筋肉(口角挙筋、口角下制筋、頬筋)の収縮によって起こります。


口唇閉鎖は原始反射とは異なり、離乳期から学習を行い、後天的に獲得されるものです。

歯列や舌などの口腔器官と均衡を保っていますが、この発育の均衡が不十分だと、さまざまな不調和が生じます。

現在では、この口唇閉鎖不全に対して、数多くの対策がされています。

そのひとつが口腔筋機能療法(Myofunctional therapy:MFT)です。

MFTは、舌や口唇、頬などの口腔顔面筋のトレーニングを通して筋肉の不調和を整えていく療法です。

咀嚼時、嚥下時、発音時、安静時の舌や唇の位置の改善、呼吸をはじめとした口腔機能の改善が期待できます。

では次回は口唇閉鎖不全を改善すためのアイテムをご紹介していきます。

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