こんにちは、広報・受付担当トガワです。
顎関節症と関係の深いTCHは、患者さんの「癖」と考えられているため、意識して止めるのが難しいといわれています。
日中のくいしばりを減少させる方法としては、歯を離して、舌を上の前歯の内側の歯ぐきに置く、という舌のポジションを気をつけることが効果的とされていました。
舌がこの位置にあることで、上下の歯は接触しづらくなりますが、守り続けることでかえって筋緊張が増えるケースもあり、顎関節や咀嚼筋の症状を改善させることが難しくなっています。
そこで、TCHを治すために心理学の行動変容療法の1つである、習慣逆転法を応用してTCHの改善を目指しています。
習慣逆転法とは、
「動機付け方略(Motivation strategy)」
「意識的訓練(Awareness training)」
「競合反応訓練(Competing response training)」
の3つのポイントです。
では次回から具体的にどのようなことを行っていくかご紹介していきます。