こんにちは、ホワイトニングと予防歯科・審美歯科・インプラントで大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、院長伊藤泰司です。
DENマウスピースの製作にあたり、模型とともに重要な「技工指示書」があります。
DENマウスピースは、でん歯科の院長の石田先生が発案し、当院を含めた全国の提携クリニックからの依頼を受けてマウスピースを作製されています。
全国からの患者様のご要望や私たち提携クリニックの意向をきちんと伝えるために、「技工指示書」を詳しく記入する必要があります。
DENマウスピース矯正の場合、専用の技工指示書があり、そこには「患者様からの質問・ご意見」「矯正に対しての細かいご希望」「担当医の所見」の3つの項目があります。
「患者様からの質問・ご意見」には、現在の歯並びの状態や、患者様ご自身が気になっている事や矯正に関して疑問に思われている事などを記入します。
患者様が思っている事をダイレクトに伝えるために、スタッフが聞いたそのままの言葉で記入することが多いですね。
例えば「笑った時に前歯だけ飛び出して見えるのが嫌!!」など、患者さんの思いがストレートに伝わるように心がけています。
次に「矯正に対しての細かいご希望」の項目には、矯正治療に対するご要望や、患者様の抜歯や削合対する意思も併せて記入しています。
「歯を抜くのは嫌だけな・・・」とか「下の歯は気にならないので、上の歯をキレイな歯並びにしたい」など、患者様によってご要望もさまざまです。
最後の項目「担当医の所見」は、私が診断する診療方針や矯正治療を施術する際の質問等を記入します。
時にはその患者様のライフスタイルやお話した中で受けた印象なども記入しています。
そうするとで、石田先生も患者さんへのイメージが膨らむのではないでしょうか?
このように記入した技工指示書を、模型、写真とともにでん歯科に送ります。
数日後、石田先生から技工指示書の返信が届きます。
そこには詳しい治療方法、治療期間、金額等が書かれています。
その内容を当院オリジナルの見積書に起こして患者様にお渡しする事になります。
患者様と提携クリニック、そしてDEN歯科の架け橋となる事が技工指示書の役割と言えますね。
一般的に矯正治療は、決して安いと言える金額ではありません。
しかし、患者様から「あの時始めてよかった~」という言葉を頂けるよう、これからも日々頑張っていきます。