こんにちは。伊藤歯科医院 歯科衛生士フクオカです。
毎日欠かさず歯磨きをしているのに、「歯磨き後のうがいは何回すればいいの?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、歯磨き後のうがいの仕方によって、歯を守る大切な成分の効果が変わることがあります。今回は歯磨き後の正しいうがい方法についてご紹介します。
歯磨き後にうがいをしすぎない方が良い理由
多くの歯磨き粉には「フッ素」が配合されています。
フッ素には、
- 虫歯になりにくくする
- 歯を強くする
- 初期虫歯の再石灰化を促す
といった効果があります。
しかし、歯磨き後に何度も大量の水でうがいをすると、せっかく歯に残ったフッ素が流れてしまいます。
そのため、フッ素の効果を十分に発揮させるためには、うがいの回数を減らすことが大切です。
おすすめのうがい方法
歯磨き後は、
10〜15ml程度の少量の水で1回だけ軽くうがいすることがおすすめです。
コップにすると大さじ1杯程度の水の量です。
「泡が残るのが気になる」という方もいますが、少量の水で軽くゆすぐだけで十分です。
歯磨き後は飲食を控えましょう
歯磨き後は、フッ素を歯に長く留めるために、30分程度は飲食を控えることがおすすめです。
特に、
- 水
- お茶
- コーヒー
- ジュース
などをすぐに飲むと、フッ素が流れてしまう可能性があります。
就寝前の歯磨きが特に重要
日の中でも特に大切なのが就寝前の歯磨きです。
寝ている間は唾液の分泌量が減り、細菌が増えやすくなります。
就寝前にしっかり歯磨きを行い、少量の水で軽くうがいをすることで、フッ素の効果を長く保つことができます。
子どもも大人も同じ?
基本的には子どもも大人も、フッ素入り歯磨き粉を使用した場合は「少量の水で1回程度のうがい」が推奨されています。
ただし、小さなお子さまでうがいが難しい場合は、年齢に応じた歯磨き粉の使用量を守り、保護者の方が見守りながら行いましょう。
歯磨き後は「たくさんうがいをした方がきれいになる」と思われがちですが、実はうがいのしすぎはフッ素の効果を弱めてしまいます。
歯磨き後のポイント
✓ フッ素入り歯磨き粉を使用する
✓ 少量の水で1回だけ軽くうがいする
✓ 歯磨き後30分程度は飲食を控える
✓ 特に就寝前は丁寧に磨く
毎日の少しの工夫で虫歯予防効果を高めることができます。正しいうがい習慣を身につけて、大切な歯を守りましょう。
