こんにちは 伊藤歯科医院、歯科衛生士のイシカワです。
口内炎は、だれにでも起こる身近なお口のトラブルです。
しかし、よくできる人と、あまりできない人がいます。口内炎ができやすい人には、いくつかの共通した特徴があり、毎日の生活習慣を見直すことで予防できる場合も多くあります。
今回は、口内炎ができやすい人の特徴と、簡単にできる予防法について説明します。
まず、疲れやストレスがたまりやすい人は、口内炎ができやすい傾向があります。
普段の生活や仕事、人間関係などで強いストレスが続くと、体の元気が落ち、体を守る力が弱くなります。その影響で、口の中の粘膜も弱くなり、小さな刺激でも炎症が起こりやすくなります。
忙しい毎日の中でも、しっかり休む時間を作り、無理をしすぎないことが大切です。
次に、睡眠不足の人も口内炎ができやすくなります。
寝ている間は、体や口の中の粘膜が回復する大切な時間です。しかし、夜ふかしが続いたり、睡眠時間が短かったりすると、傷の治りが悪くなり、口内炎ができやすくなります。
毎日できるだけ同じ時間に寝ることを心がけましょう。
食事のバランスがかたよっている人も注意が必要です。
野菜が少ない食事や、甘い物・インスタント食品が多い生活が続くと、口の中の粘膜が弱くなり口内炎ができやすくなります。特にビタミンB群は、口の中の健康にとても大切な栄養です。
肉や魚、野菜をバランスよく食べることが、口内炎の予防につながります。
また、口の中をよく噛んでしまう人も、口内炎ができやすくなります。頬の内側や舌を噛んでしまうと、そこが傷になり、口内炎になることがあります。
歯並びやかぶせ物が原因の場合があるため、歯科医院で相談するとよいでしょう。
口の中が乾きやすい人も注意が必要です。
だ液には、口の中をきれいにし、粘膜を守る働きがあります。口呼吸をしている人や、水分をあまり取らない人は、口の中が乾きやすくなるので、こまめに水を飲むことや、できるだけ鼻で呼吸することを意識しましょう。
さらに、歯みがきが不十分な人も、口内炎ができやすくなります。口の中が汚れていると、ばい菌が増えて炎症が起こりやすくなります。毎日の歯みがきをていねいに行い、入れ歯や矯正装置がある場合は、特に清潔に保つことが大切です。
口内炎は、体からの「疲れていますよ」のサインである場合もあります。
何度も口内炎ができる人や、長い間治らない人は、生活習慣を見直すとともに、歯医者さんや病院に相談することをおすすめします。
