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診療探検 印象材編 最終章

こんにちは、予防歯科インプラントホワイトニング審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、広報担当カワゾエです。

今回は前回紹介した歯の型取りをする「印象」の実践編続きを書きたいと思います。

今日は、「自動練和器」を使った印象の方法です。

前回紹介した「手練り」はスタッフ自身が、粉と水を混ぜ合わせて印象材を作るのに対して、この自動練和機は、名前の通り自動で印象材を、トレーに流し込んでくれる優れものなのです

器械は、このようなものです。

印象材が出てくる先端に注射器のような筒をセットします。

ボタンを押すと白色の基材と赤色の硬化材が、筒を通って印象材が出てくるので、それをトレーに流し込んでいきます。

その印象材をトレーに盛って印象をとる前に、寒天印象材を印象したい部分に流し込んで、その上から先に自動練和機で出しておいた印象材を咬んでもらい印象していきます。

この寒天印象材を使うことで細かいところまで印象をとることができるのです。

「自動練和機」と「手練り」との違いは、自動練和機のほうが手練りより、均一に練られているので気泡が入りにくく、確実な印象をとることができます。失敗が少ないので患者さんに負担がかかりにくいといえます。

「自動練和機」と「手練り」の使い分けとして、より確実な印象がとれる「自動練和機」は、むし歯を削った後につめるインレーやセット物などの本印象の時に使用し、仮歯を作るための印象は手練りで行います。

このようにして「印象」が行われています。

歯医者での「印象」について分かりやすくお伝えすることができたでしょうか?

皆さんも、歯医者で印象をとる時は是非これを思い出して下さいね!

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