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歯科用レントゲンの話

みなさん、こんにちは。伊藤歯科医院です。

今日は「歯科用レントゲン」についてのお話です。

歯科用レントゲンには大きく分けて2種類の撮影方法があります。

まずはデンタルレントゲン

ごく小さい範囲(3~4本)を撮影する場合に使用します。

むし歯の進行状態や、根っこの治療をした後のお薬の入り具合、歯周病の進行状態、根っこの病気の有無、インプラントの周囲の骨の吸収状態などを確認することができます。

次にパノラマレントゲン

広い範囲(顎全体)を撮影する場合に使用します。

歯の生え変わり時期のお子さんの歯の状態、先天性欠如歯の確認、埋伏過剰歯や埋伏歯の有無、親知らずの生え方、親知らずと神経との位置関係、全顎的な歯周病の進行度合いの確認、インプラント予定位置の骨の状態の確認などを行います。

どちらも放射線を用いた画像撮影の方法ですが、そこで気になるのが被ばく。

結論から言うと、歯科用のレントゲンの放射線量はごくわずかで、しかも短時間なため、基本的に被ばくの心配はありません。

上記の図のように、地球上に自然に存在している量よりもはるかに少ない量です。

レントゲン写真は、治療をする上で正確な診断を行うためにはとても重要な役割を果たしています。

妊娠中の方や妊娠の可能性がある女性の方は問診時にお伝えくださいね。

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