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乳歯について

こんにちは伊藤歯科医院技工士の松井です。
今回は乳歯についてまとめました。

乳歯とは、子供のときに生える歯のことです。 乳歯が抜けたあとには永久歯が生えてきます。 子供の発育・成長において、乳歯の発達は将来の歯の基礎的な機能を築く上でとても重要な過程です。

乳歯の生える順番としては
6か月ごろ
下の前歯が2本生えてくる

10か月ごろ
上の前歯が生えてくる

1歳ごろ
さらに上下2本ずつ生えてくる
上下で計8本になる

1歳半ごろ
最初の奥歯が4本生えてくる

2歳ごろ
前歯と奥歯の間の歯が生えてくる

2歳半ごろ
奥歯が生えて計20本の歯が生えそろう

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中はきれいですが、その後さまざまな菌が口内に入ってきます。むし歯菌もその一つで、親が口うつしで食べさせたり、スプーンやフォークを共有したりすることなどが原因でむし歯菌が歯に付着して、むし歯の原因になります。
乳歯の奥歯が生えてくるおおよそ18カ月から36カ月までの間は、むし歯の原因となるミュータンス菌が親子感染しやすい「感染の窓」と呼ばれる期間で、特に注意が必要です。口うつしでものを食べさせない、コップや食器類は使い分けるなどして対策を取ることが大切です。
ただしむし歯菌の場合、実際にむし歯になるかどうかは、「甘いものの摂取頻度」「適切な歯みがき」といった生活習慣が複合的に関わることで決まります。

・乳歯の生えかわりには個人差がある
その後、5歳半~6歳ごろに今度は永久歯への生えかわりがスタートして、12歳くらいで全ての乳歯が抜けて生えかわっていきます。 ただし、永久歯への生えかわりのスピードは個人差が大きく、男の子よりも女の子のほうが早い傾向があります。

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