こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、伊藤哉江です。
4月28日学位論文本審査の為東京に旅立ちました。
東京に向かう飛行機の中から見た富士山です。
今まで、曇り空ばかりで、1度も見た事が無かったのですが、その日は遠くに 「頭を雲の上に出す」見事な富士山を見る事ができました。
富士山をこうして眺めていると日本人でよかったとつくづく思います。
富士山に改めて震災で被害に遭われた方が一日でも早く復興を遂げるようお祈りしました。
『今日は、なんだか良いことがありそう。』
博士号修得の為に5年間頑張ってきた最終審査なので、予備審査以上に最初は、緊張していました。
でも富士山のおかげで、穏やかな気持ちで、臨めました。
予備審査の時の指摘事項は、修正済みなので、無事に終了することができました。
最後に主査・副査の教授から、審査合格の印鑑をいただき、『終わった~』と、胸をなでおろしました。
ほっと一息です。
5年間の集大成!感無量です。
5年間見守っていただいた教授、研究パートナーのM先生、そして、解剖学教室のスタッフの方々、本当にありがとうございました。
合格祝いとして歯牙模型をいただきました。
研究パートナーのM先生編集で、その日に出来上がったばかりんのオリジナルだそうです。
とっても今日はラッキーな一日です。
右側は、正常。
左側は、頻度は多少異なりますが、解剖学的に現れる形体を付与して作られています。
この歯牙の形態は、臨床上においてよく見かける樋状根です。
患者様への説明ツールとしてこの歯牙模型を使わせていただこうと思います。
ありがとうございました。
追伸
教授が、8月に『日本人の歯のルーツ』をテーマにした本を出版されるそうです。前回のブログ
興味をそそる題材なので、私は凄く楽しみにしています。
歯に関わっている歯学部の学生さんはもとより、歯に興味のある方ならどなたでも読んで見られる事をお勧めします。
きっと日本人のルーツを解き明かす謎を解明される事でしょう!