こんにちは、予防歯科とインプラント・ホワイトニング・審美歯科で大切な歯を守る愛媛県松山市余戸伊藤歯科医院、受付・広報担当カワゾエです。
先日、歯茎の中に埋まっている親知らずの抜歯がありました。
他院で県病院を紹介されたそうですが、予約が３週間先になると言われ当院に来院されました。
数日前から右下の親不知に少し痛みがあったそうです。
他院でレントゲンを撮って確認したところ、虫歯になっていると言われ、それに手前に向かって生えているので抜歯を希望されていました。
当院でも、レントゲンを撮って確認してみると、真横に向いて生えていて大きな虫歯になっていました。
ご本人は当院へは「抜くつもりで来ました。」と抜歯希望だったので、大きく虫歯になっていることと、真横に向いて生えているので抜いた後ほっぺたが腫れることを説明していきました。
いざ、抜歯開始です。
まだ少ししか生えてきていなかったので、まずメスで歯肉を切っていきます。
それからゼックリアバーで半分に歯を分割していきます。
分割しながらピエゾサージェリーで骨から剥していき、少しずつ慎重に抜いていきます。
半分に分割していき、残った歯をみてみると骨の中に歯が埋まっていました。
骨と歯がしっかりとくっついている状態だったので、フィッシャーバーという特殊な機械を使って、歯を骨から剥すために骨を削っていき、歯を脱臼しやすくしました。
すると、綺麗に抜けました。
抜いた後、レントゲン写真を撮って確認してみると、きれいに抜けていました。
抜歯後、数日は痛みがあったそうですが、次に来院された時は、痛みもほとんどなく腫れも気にならないほどでした。
難抜歯でしたが、頑張ってくれたのであまり時間もかからず抜けました。
お疲れ様でした！