伊藤歯科医院カワニシです。
今日は、どのような症例がマウスピース矯正で治療が可能なのかをお話していきたいと思います。
今回の患者様は、上顎の歯並びの相談に来院されました。
以前、違う種類のマウスピース矯正をされていましが、前歯に後戻りが見られたためあらためて矯正を希望して来院されました。
お口の状態を確認してみると、前歯の中央に少し隙間が見られます。
治療については、必要であればディスキング(歯と歯の間をペーパーで削ること)は構わないが、歯はできるだけ抜きたくないとのご希望でした。
まずはマウスピース矯正で、診断、見積もりを依頼することとなりました。
診断の結果はこのようになりました。
■治療の可否:アライナー治療に適した症例です
■平均治療期間:上顎 8回 8~10ヶ月
今回の患者様の場合、右上5番目はもともと欠損しているため隙間が残りますが、気になっていた前歯の隙間はキレイに閉じるようです。
1年以内で歯列が揃う予測となってます。
マウスピース矯正においては、患者様の管理の仕方によって治療期間が短縮したり、治療の進捗を大きく左右します。
また、ワイヤー矯正を組み合わせることで、マウスピース矯正だけでは難しい歯列の移動も可能にすることができます!
このように見積もりの時点で治療完了時の歯並びの画像が確認できるので、患者様のやる気もかなり上がるようです!
最終結果が楽しみになりますね☆