みなさん、伊藤歯科医院カワニシです。
今日は、どのような症例がマウスピース矯正で治療が可能なのかをお話していきたいと思います。
今回の患者様は、上の前歯の歯並びの相談に来院されました。
お口の状態を確認してみると、大きく乱れてはいませんが、中央に隙間があるのが確認できます。
治療については、必要であればディスキング(歯と歯の間をペーパーで削ること)は構わないが、歯はできるだけ抜きたくないとのご希望でした。
まずはマウスピース矯正で、診断、見積もりを依頼することとなりました。
診断の結果はこのようになりました。
■治療の可否:アライナー治療に適した症例です
■平均治療期間:上顎 5回 5~7ヶ月
今回の患者様の場合、上顎のみで動かす場合、左右ともに3番目と4番目の間に隙間ができてしまうため、上下での治療が適しているとのことでした。
下顎にも若干の隙間が見られるので、上下で矯正することで隙間が目立たないきれいな歯列になることが期待できます。
治療の期間も、ディスキング無しでおよそ半年とかなり短い期間で歯列が揃う予測となっています。
マウスピース矯正においては、患者様の管理の仕方によって治療期間が短縮したり、治療の進捗を大きく左右します。
また、ワイヤー矯正を組み合わせることで、マウスピース矯正だけでは難しい歯列の移動も可能にすることができます!
このように見積もりの時点で治療完了時の歯並びの画像が確認できるので、患者様のやる気もかなり上がるようです!
最終結果が楽しみになりますね☆